ベトナム映画『走れロム』舞台挨拶にチャン・タン・フイ監督のオンライン登壇が決定【広島・福山駅前シネマモード】

『走れロム』ポスター画像
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日本で絶賛公開中のベトナム映画『走れロム(原題:Ròm)』が、広島県福山市の映画館「福山駅前シネマモード」で8月13日(金)より上映されることが決定しました。

3500人近いベトナム人が在住する福山市での公開を記念して、8月15日(日)14時の回上映後に、劇場とベトナムのホーチミン市をオンラインで繋ぎ、チャン・タン・フイ(Trần Thanh Huy)監督の舞台挨拶とQ&Aが行われます。オンラインを通じてフイ監督と観客が直接交流できる貴重な機会となります。

『走れロム』広島・福山駅前シネマモード舞台挨拶

日時:8月15日(日)14:00の回上映後(本編79分+予告等6分+Zoom舞台挨拶17分)
場所:福山駅前シネマモード2(広島県福山市伏見町4番33号・JR福山駅から徒歩3分)
登壇者予定:チャン・タン・フイ監督
料金:通常料金
※留学生割引1200円/一般1800円/大学生・専門学生1500円/シニア(60歳以上の方)1200円/障がい者手帳をお持ちの方1000円
※特別上映につき招待券など無料入場は不可
※自由席

詳細は劇場ホームページ、公式サイトを参照。
福山駅前シネマモード:https://www.furec.jp/cinema-mode/movie-topics/i2050/
映画『走れロム』公式サイト:https://www.rom-movie.jp/

チャン・タン・フイ監督

『走れロム』

映画『走れロム』は、賑わうサイゴン(ホーチミン市)の裏町を舞台に、孤児の少年ロム(Ròm)が夢を叶えるため、巨額の当せん金が手に入る「闇くじ」に挑む姿を疾走感溢れるスタイリッシュな映像とリアリズムを追求したタッチで描く問題作。

監督は、長編デビュー作にして第24回釜山国際映画祭ニューカレンツ部門最優秀作品賞受賞ほか多くの映画祭で高い評価を受け、熱い視線が注がれる期待の新鋭チャン・タン・フイ。『青いパパイヤの香り』『ノルウェイの森』で知られる名匠トラン・アン・ユン(Trần Anh Hùng)がプロデューサーとして参加しています。

世界で輝かしいデビューを飾った本作ですが、社会主義国家のベトナムにおいて顕在化させたくない社会問題を描いたことで、ベトナム当局の検閲が入り、修正を余儀なくされました。そうした苦境を経て迎えた2020年9月の本国ベトナムでの公開は、ロングランヒット中だったクリストファー・ノーラン監督の超大作『TENET テネット』を興行成績で上回る驚くべきヒットを記録。ミニシアター文化のないベトナムで、インディペンデント映画が商業的にも成功をおさめる一大センセーションを巻き起こしました。

『走れロム』メイン © 2019 HK FILM All Rights Reserved.

ストーリー

活気に満ちたサイゴンの路地裏にある古い集合住宅。住民たちは投資家を装う詐欺師の債権者から多額の借金を背負い、アパートを維持するため大金が当たる違法宝くじに熱中している。14歳の孤児ロムは、そこで宝くじの当せん番号の予想屋として生計を立てていた。地上げ屋から立ち退きを迫られている裏町の住民たちを救うため、生き別れになった両親を捜すため、ロムは危険な違法宝くじで一攫千金の賭けに出る――!

予告編

『走れロム』

監督:チャン・タン・フイ
出演:チャン・アン・コア、アン・トゥー・ウィルソン
プロデューサー:トラン・アン・ユン
2019年/ベトナム/ベトナム語/カラー/DCP/2.39:1/79分/日本語字幕:秋葉亜子
原題:RÒM/提供:キングレコード/配給・宣伝:マジックアワー
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公式サイト:http://www.rom-movie.jp/

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