日越現代演劇共同プロジェクト「ワーニャ伯父さん」東京・横浜公演
2015年に設立された一般社団法人「壁なき演劇センター」が、ロシアの劇作家チェーホフの戯曲「ワーニャ伯父さん」の東京公演(全4公演)・横浜公演(全1公演)を行います。
東京公演は11月22日(金)から11月24日(日)まで東京都世田谷区の世田谷パブリックシアター・シアタートラムで、横浜公演は11月26日(火)に神奈川県横浜市の横浜市泉区民文化センター・テアトルフォンテでの開催となります。
これは日本とベトナムの現代演劇共同プロジェクトで、壁なき演劇センターとベトナム青年劇場(Nhà hát tuổi trẻ Việt Nam)の共催によるもの。独立行政法人国際交流基金アジアセンターと国際演劇協会ITIセンターの協力を受けて行われます。
2018年には、ハノイ市、クアンニン省ハロン市、ハイフォン市のベトナム3都市でも公演が行われました。
壁なき演劇センターの情報および「ワーニャ伯父さん」の公演については、壁なき演劇センターのウェブサイトとFacebookページ、東京公演・横浜公演のウェブサイトもご参照ください。
公演情報
<東京公演>
2019年11月22日(金) 19:00
2019年11月23日(土) 13:00・18:30
2019年11月24日(日) 13:00
場所:世田谷パブリックシアター・シアタートラム
<横浜公演>
2019年11月26日(火) 15:00
場所:横浜市泉区民文化センター・テアトルフォンテ
日本から蔡へみ氏と松田崇氏、西村清孝氏、中村あさき氏の4人が出演するほか、ベトナムからはトラン・アン・ユン(Trần Anh Hùng、ベトナム語読み:チャン・アイン・フン)監督の名作「夏至(Mùa Hè Chiều Thẳng Đứng)」で三姉妹の次女Khanh(カイン)役を演じたLê Khanh(レ・カイン)氏、2015年公開の大ヒット作「ベトナムの怪しい彼女(Em Là Bà Nội Của Anh)」で主人公Đại(ダイ)の息子Quang(クアン)役を演じたĐức Khuê(ドゥック・クエ)氏をはじめとする豪華キャストが出演します。
劇中の台詞は日本人俳優が日本語、ベトナム人俳優がベトナム語の日越二か国語、字幕付きとなります。
チケット情報
入場料(全席指定)
●一般(前売):3000円
●一般(当日):3500円
●学生:1500円(当日証明証提示)
●外国籍:1500円(K・企画のみで取り扱い)
<東京公演>
チケット取り扱い
●せたがやパブリックシアターチケットセンター:Tel.03-5432-1515(10:00~19:00)
●せたがやパブリックシアターオンラインチケット:https://setagaya-pt.jp
●K・企画:Tel.03-3419-6318 / チケットフォーム予約(日本語) / Ticket form reservation (English)
<横浜公演>
チケット取り扱い
●チケットかながわ:Tel.0570-015-415(10:00〜18:00) / https://www.kanagawa-arts.or.jp/tc/
●窓口:KAAT神奈川芸術劇場2階県民ホール(10:00〜18:00)
●チケットぴあ:https://t.pia.jp/ (PC・スマートフォン) / Tel.0570-02-9999 [Pコード 497-146]
●ローソンチケット:https://l-tike.com/ / Tel.0570-084-003 [Lコード 32370]
●イープラス:https://eplus.jp/jvproject/ (PC・スマートフォン)
●横浜市泉区民文化センター・テアトルフォンテ(窓口販売のみ):Tel.045-805-4000(9:00〜21:00/休館日を除く)
●K・企画:Tel.03-3419-6318 / Ticket form reservation (English)
壁なき演劇センターについて
「壁なき演劇センター」は、文化・民族・国籍・所属などに関係なく舞台芸術に関わる者が、一つの共同活動体として相互理解を築き、演劇を媒体とした社会との関わりを目指すことを目的に活動する一般社団法人(公式ウェブサイトより)。
現在は、主に「演劇公演の企画・制作・プロデュース」、「アジアを中心にした演劇ワークショップ」、「俳優育成」の3つの柱に沿って活動しており、ベトナムを含めた日本国内外で多数の公演や演劇ワークショップを行っています。
日本・ベトナム 現代演劇共同プロジェクト「チェーホフ・ルネッサンス」について
このプロジェクトは、ベトナム現代演劇を代表する国立劇場の芸術家たちとのコラボレーションとして、3年計画で企画されたものとのこと。初年度の2017年は戯曲の読み込み、合同ワークショップ、台本作り、プレ稽古を行い、いくつかの小作品を創作。2年目の2018年は約2か月の稽古を行い、ベトナムで上演。3年目の2019年は、東京および日本の地方都市での上演を予定しています。